Last-Modified: Sat Feb 17 04:36:58 2007

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Silphium Diary [2007 Feb]

いんふぉめーしょん

2007/02/15

1: でぶさみ

予定では竹迫さんの Plagger 枠から参加するつもりだったものの、 諸事情により Shibuya.pm だけ参加。

パネルDISカッションでの「最速」話を聞いていて、 パソコン通信時代に、どの速度まで人はオートパイロット中にログを読みきれるか、という話を思い出した。 おいらの場合は、NIFTYのMREフォーマットで、 1200bps、2400bps、9600bps、14400bps、このあたりが限界だった気がする。 28800bpsになるとやり取りが文脈から読める雑談系なら読めるし、ちゃんと中身のある会議室だと追いつかなくなる。 で、57600bpsになるともうまったくスクロール速度に文字を認識する速度が追いつけなくなる感じ。

MREフォーマットだと、1発言ごとに2行+空行*2の160バイト弱のデリミタが入るし、 当時一部の会議室ではやっていた横幅ぴったりの長いシグネチャ(そしてこれ自身が、書き込み者を示す記号)が入るので、 実際に読まないといけない「中身」の割合はもう少し落ちる。 雑談系だと、実質的に半分ぐらいになってたんじゃないかな。

で、14400bpsってのを半分にして、1秒当たりにすると900バイトつまりかな漢字450文字、原稿用紙一枚ちょっと。

まぁ一般人として読める速度はこんぐらいなんかな。 思ったよりは多かった。

重要なのは、その速度で何を考えながら、何をキーに通信内容を眺めているかなんだよな。 たとえば、自分が反応すべきコメントがあるかどうか、 面白そうなフリーソフトがあるかどうか。 これがひたすらコメントのタイトル一覧、今で言うならRSSリーダの記事タイトル一覧がその速度で送られてきても読めるわけが無い。 たぶん9600bpsでも厳しいと思う。 一方、本文を含めた形で送られてきて、 その中を目grepするならば14400bpsまでは頑張れた。

何が言いたいかというと、最近ブランクが長すぎて未読消化能力がまったく落ちているので、ldrの未読がぜんぜん減りません助けて。